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その通知は突然前触れも無く表示されました
自身サイトのインデックス状態を確認しようとGoogle Search Console(サーチコンソール)を立ち上げると
画面右下にこのようなダイアログが表示されました。
ん?何これ?切り替え日:2019年12月11日ってもう過ぎてるやん!
そう、メールでも通達なく、いつの間にやら、モバイルファーストインデックスに切り替わっていたようです。
モバイルファーストインデックス(MFI)とは?
一瞬、なにかペナルティでもやらかしたのだろうか?と思いました。
とりあえず、ダイアログの下の方にある「詳細」の文字をクリックしてみると英文のサイトにアクセスしました。
何やら英語でずらずらと書かれていますが、要約すると「あなたのWebサイトは、モバイルからのアクセスが多くなったので、モバイルファーストインデックスに移行しました」という内容のお知らせだったみたいです。
MFIが実装された経緯について
もともとGoogleは、パソコン(PC)を評価対象として検索結果に表示されるサイトとしてインデックスしていました。
しかし、近年iPhoneやAndroidなどのスマートフォンの普及により、モバイル端末からの検索が多くなりました。
そこでGoogleは、モバイル向けページが評価対象のメインとする仕組みを実装しました。
この事がモバイルファーストインデックス(MFI)ということです。
確かに切り替わったサイトのここ最近のアクセスは、「Google アナリティクス」で確認してみると約8割の人がモバイル端末からアクセスしています。
「Google Search Console」で該当するサイトの設定欄を確認したら、確かにインデックスクローラーが「スマートフォン用 Googlebot」になっていました。
ちなみに、モバイルファーストインデックスではないサイトは、インデックスクローラーは「パソコン用 Googlebot」と従来のままです。
モバイル ファーストインデックスに切り替わって何か対策は必要?
結論から言うと、MFIに切り替わったと言っても、特に対策をする必要はないようです。
該当サイトは、WordPress有料テーマ、「Diver」を利用していますので、デスクトップとモバイルの両方にレスポンシブに対応しています。
もしレスポンシブに対応していない場合は、モバイル向けのコンテンツサイトのデザインにする必要があります。
モバイル フレンドリーかどうかをチェック
モバイルファーストインデックス(MFI)が適用されるかどうかは、作成したサイトがモバイルフレンドリーなサイトであることが前提となります。
作成したサイトがモバイル フレンドリーがどうかは、Googleが提供している無料ツール「モバイルフレンドリーテスト」で確認できます。
テストは、作成したサイトのURLを入力するだけです。テストの結果、上記画像のように表示されたらモバイルフレンドリーなサイトとgoogleに認識されています。
まとめ
2020年以降もサイトへのアクセスは、モバイル>>PCが主流になってくると思いますので、Googleが作成されたサイトをモバイルファーストインデックスと認識してくれたは大変喜ばしい事だと思います。
モバイルフレンドリーなサイトに対応していないと、今後、検索順位の低下などの影響が考えられますので、常にユーザーがモバイルからのアクセスを意識したサイト作りを心がけましょう!