
目次
最初に
今回は、ラズベリーパイ4(ラズパイ4)と周辺機器との接続、電源立ち上げまで解説しようと思います。
事前準備
周辺機器を用意する
ラズパイ4を購入しても、それだけでは利用できません。用意する周辺機器はこちらの記事を参考にして下さい。
microSDカードにラズパイ用のOSを書き込む
一般的なパソコンと同様、ラズパイもOSが必要となります。公式サイトより「Raspberry Pi Imager」という
ユーティリティソフトが提供されてからOSの作成がとても簡単になりました。
こちらの記事を参考にしてmicroSDカードにラズパイ4用のOSを書き込んで下さい。
ラズパイ4にファン付きのケースを取付ける
ラズパイ4を動作させるだけならば、ケースは必要ありませんが、ボードがむき出しの為、埃が付くこと等を考えるとそのまま使用する事に不安があります。
また、性能アップに伴い、流れる電流が増えていますので発熱の心配があります。
以上の事より、ファン付きのケースを取り付けて使用する事をおススメします。
ケースに関してはこちらの記事を参考にして下さい。
ラズパイ4に周辺機器を接続する
microSDカードを差し込む
まず、ラズパイ4本体をひっくり返して、ラズパイ4用のOSが書き込まれたmicroSDカードをスロットに差し込みます。
ラズパイ2までは、バネでイジェクトできるようになっていましたが、ラズパイ4ではバネは廃止され
カチッとは入らないので奥までグッと差し込んで下さい。
マウスとキーボードを接続する
次にキーボードとマウスを接続します。4ポートあるUSBポートの内、どこに差しても構いません。
無線の場合は、レシーバーをUSBポートに差し込みます。
LANケーブルを接続する
LANポートにネットワークケーブル(LANケーブル)を差し込みます。最初の起動は、初期設定がかなり時間がかかるので有線接続がおススメです。
ラズパイ4上の無線LANアダプターを使用してネットワークに接続する場合は、この接続は必要ありません。
HDMIケーブルを接続する
ラズパイ4本体のHDMIポート、ディスプレイ装置のHDMIポートそれぞれにHDMIケーブルを差し込みます。ラズパイ4にはポートが2つありますが、
ディスプレイを1台だけ接続する場合は、どちらのポートに繋いでもかまいません。
ラズパイ4本体側のHDMIポートは、Micro HDMI(HDMI ミニ)ですので、フルサイズのHDMIケーブルの場合は、変換アダプタが必要です。
電源ケーブルとACアダプターを接続する
最後にラズパイ4本体の電源端子に電源ケーブルを差し込みます。ラズパイ4より電源端子はUSB Type-Cに変更されました。
ラズパイ3等の電源ケーブルを使用する際は、microB-Type Cの変換コネクタが必要となります。
最後にACアダプターをコンセントに差し込みます。電源ケーブルに手元スイッチがない場合、コンセントに差し込んだと同時にラズパイ4が起動するので、手元スイッチ付きの電源ケーブルを使用する事をおススメします。
以上で、ラズパイ4と周辺機器の接続は完了となります。
ラズパイ4の電源を入れる
準備ができましたらラズパイ4を立ち上げてみます。
手元スイッチをオンするとラズパイ4の起動ランプ(PWRランプ)が赤くともり、ファンがついている場合はファンが動き出します。
ディスプレイの左上ににラズパイのロゴマークが4つ表示されて、その後OSが起動し、システムのチェックがはじまります。
システムチェックが終わり無事起動したら、ディスプレイの真ん中に初期設定画面が登場します。
まとめ
ラズベリーパイは一般的なパソコンと同じような接続で動作しますので、全く違和感はありません。
また、パソコンで使用する周辺機器がそのまま使用できるので、人によっては、非常に安価でラズパイを楽しむことができます。
次回は、ラズパイ4の初期設定について解説しようと思います。